栃木県市町概要
公式サイト
■市花 さつき
■市木 いちょう
■市鳥 指定なし
市町類型 1−0 27年国調人口 518,594人
財政力指数(26〜28) 0.975 住民基本台帳
(29.3.31)
人口 521,702人
職員数(29.4.1) 3,281人 世帯数 230,064
職員1人当り人口 159人 面積(km2 416.85
■沿革
 二荒山神社の門前町から発展した宇都宮は、江戸時代には奥州街道と日光街道の追分の宿場町として、また宇都宮城の城下町として繁栄し、小江戸とも呼ばれた。明治17年には栃木県庁が置かれ、明治29年に市制を施行し、大正・昭和に入り栃木県の経済・文化の中心地となった。
 昭和20年の空襲では市街地の大半を焼失したが、いち早く戦災復興土地区画整理を進め、全国でもまれにみる復興をとげるとともに、昭和29年から30年にかけて、隣接1町10か村を合併編入し、近代的な商業都市としての基礎を整えた。
 また、昭和47年に東北自動車道、昭和57年には東北新幹線が開通し、東北・東京など、南北方面への交通の要所としての役割を担ってきた。さらに、平成23年には北関東自動車道が全線開通し、南北・東西の動脈の結節点として、人やものの交流が活発化している。
 さらに、平成8年に市制100周年を迎えるとともに、中核市の指定を受け、平成19年3月31日には、隣接する上河内町、河内町と合併し、「北関東初の50万都市」となる新宇都宮市が誕生し、平成28年度は市制120周年、市町合併10周年を迎えた。
■地勢
 栃木県のほぼ中央、東京から約100kmの距離に位置し、面積は416.85平方キロメートルで県土の約6.5%を占める。広大な沃野を有する関東平野のほぼ北端で、北部には丘陵地帯が連なり、北西に遠く日光連山を望み、市内東部に鬼怒川が貫流、中央には田川が流れるなど、美しい自然に恵まれている。
■観光
 本市には、平成18年7月に国指定名勝となった大谷の奇岩群や飛山城址などの名所・旧跡、300年以上の歴史を持つ「梵天祭り」、奥州街道の宿場町として栄えた白沢宿、中心市街地の二荒山神社やカトリック松が峰教会、平成19年3月にオープンした宇都宮城址公園などの歴史的・文化的観光資源が多数存在している。また、今や全国区となった餃子やカクテル、ジャズなどの観光資源を活用した観光を推進している。また、毎年秋には、アジア最高位の自転車ロードレースである「ジャパンカップサイクルロードレース」を開催しており、今年度は26回目の開催を迎える。
■産業
農業: 1万haの肥沃な農地に、米を中心にイチゴ、梨、トマトなど幅広い農産物を生産している。現在、競争力を備えた持続可能な農業を確立するため、新規就農者の確保・育成のほか、収益性の高い農業への転換を推進するなど農業生産の収益性向上を図るとともに、農産物のブランド化や地産地消、他産業との連携により農産物の新たな価値の創造を目指す「アグリネットワーク」の推進など農産物の消費拡大を図り、「農業王国うつのみや」を目指している。
工業: 内陸最大規模の清原工業団地等の造成をはじめとする積極的な工業振興策の推進により工業団地が複数立地している。現在、宇都宮テクノポリスセンター地区において先端技術産業の誘致を進めるとともに、本市の産業特性を生かして航空宇宙・自動車・ロボット関連産業などの「次世代モビリティ産業」の集積を図るなど、裾野が広く足腰が強い持続可能な産業構造の実現を目指し、産業振興に取り組んでいる。
商業: 質・量ともに北関東随一の商業都市で、県内年間商品販売額(約4兆5,650億円)の約半分(約2兆402億円)を占めている。
■その他特徴のある事項
 本市は、官民一体の組織「宇都宮ブランド推進協議会」を中心として、「住めば愉快だ宇都宮」のブランドメッセージのもと、愉快CMや宇都宮愉快市民によるPR活動、事業者や団体に参加してもらう愉快ロゴ連携事業、宇都宮ブランド戦略ホームページや宇都宮の日常の暮らしの良さを伝えるダブルプレイス推奨ウェブサイト「宇都宮と愉快に過ごす100のヒト」、facebookページ「宇のコト」などによる本市の魅力の情報発信など、宇都宮が100年先も誇れるまちとなるため、市民が宇都宮に「誇り」を持ち、市外の人々からは宇都宮に「憧れ」をもってもらえることを目指して、市民・企業・団体が一体となって活動している。
 また、人口減少や超高齢社会を見据えた将来の都市空間の姿として、「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成を掲げ、地域特性を踏まえた各種の都市機能が集積した拠点形成とネットワーク化の促進に取り組んでおり、平成26年度には、21世紀半ばを見通した長期的視点でのまちづくりの方向性となる「ネットワーク型コンパクトシティ形成ビジョン」を作成したところである。
 拠点化の促進に向けた取組としては、便利な公共交通で結ばれた中心部や地域の拠点等に、居住や日常生活に必要な機能(医療・福祉、子育て、商業など)の誘導・充実を図るための計画(「立地適正化計画」及び「市街化調整区域の整備及び保全の方針」)の策定に取り組んでいる。
 ネットワーク化の促進に向けた取組としては、南北方向の鉄道と東西方向のLRTを基軸とし、幹線・支線バスや地域を面的にカバーする「地域内交通」(乗り合いタクシー)が効果的・効率的に連携した階層性のある公共交通ネットワークの構築に向け、JR宇都宮駅東側を優先整備区間としたLRTの導入やそれに合わせたバスネットワークの再編、郊外部等における地域内交通の導入、交通ICカードの導入などに、事業者・住民・行政が一体となって取り組んでいる。
■施政方針
 本市が今後迎える人口減少や高齢化の進行に対応するため、将来の宇都宮を担う人材をあらゆる分野で育成する「人づくり」、市民の結婚、出産、子育て、教育の切れ目ない支援と、全ての市民が住み慣れた地域で心身ともに豊かな生活を送るための「子育て・健康づくり」に取り組んでいく。
 また、災害に強く、住み心地の良い、誰もが、安心・安全で快適に暮らせるまちづくりをはじめ、都市の個性や魅力を生かしたにぎわいを創出する「魅力ある地域づくり」や、地域経済を担う中小企業の振興や高度な産業力の強化など、各種産業の持続的な発展に向けた「経済の活性化」を推進していく。
 さらに、本市の目指す都市の姿である「ネットワーク型コンパクトシティ」の実現に向けて、医療・福祉、子育て支援、商業などの施設の誘導により、市民が生活に身近なサービスを便利に利用することができる地域拠点や、風格と魅力を有し、市域全体の成長をけん引する、高次な機能を備えた都市拠点など、「拠点形成の促進」に向けた都市機能の誘導に取り組んでいく。
 これらの取組を通し、市内外から選ばれる高い都市力を備えた、世界から注目され、日本をリードする「未来都市 うつのみや」を目指す。
■重要事業
事業名 予算額(千円) 事業の概要
子育て・健康づくり 27,553,331 待機児童ゼロの実現に向けた供給体制の確保、地域包括ケアシステムの構築、生活困窮世帯への支援など
魅力ある地域づくり・経済の活性化 23,205,619 東京圏からの移住・定住の促進、大谷地域の振興、サイクルスポーツの推進など
「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成 17,152,904 市街地再開発事業・土地区画整理事業の推進、LRT整備の推進、立地適正化計画に基づく都市機能の誘導など
あらゆる分野における人づくり 3,326,382 小中一貫教育・地域学校園の推進、ICT活用授業の推進、ワーク・ライフ・バランスの推進など
行財政改革の徹底 239,936 収納対策の強化、本庁舎照明のLED化の推進、外部委託の推進など
■「ふるさとづくり事業」等のまちづくり事業について
〔まちづくり事業について〕(宇都宮市の特徴的な施策)

・結婚・妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援
 ⇒ 若者の交流・出会いの場の創出(「とちぎ結婚支援センター」の県との共同運営など)
 ⇒ 保育士等の処遇改善に向けた支援策の拡充
 ⇒ 産婦健康診査時における「産後うつ検査」の実施

・健康づくり
 ⇒ 地域・職域連携による健康づくりの推進(事業所における健康講座の開催など)
 ⇒ 健康ポイント事業の構築
 ⇒ 介護予防・日常生活支援総合事業の実施

・魅力ある地域づくり
 ⇒ オリオン通りにおけるオープンカフェ事業への支援
 ⇒ 「日本遺産」認定を目指した歴史文化基本構想の策定
 ⇒ 3人制バスケットボールの国際大会「FIBA 3×3ワールドツアー宇都宮マスターズ」の開催

・経済の活性化
 ⇒ UJIターン就職の促進に向けた中小企業のインターンシップ経費の助成
 ⇒ 起業希望者に対する短期集中講座の開催
 ⇒ 沖縄県における農産物PR事業

・拠点形成の促進
 ⇒ 都市機能誘導区域における誘導施設立地への助成
 ⇒ 宇都宮大手地区市街地再開発事業への助成
 ⇒ JR岡本駅周辺地区の整備

・総合的な交通ネットワークの構築
 ⇒ LRT整備の推進
 ⇒ (仮称)大谷スマートインターチェンジの整備
 ⇒ 自転車を活用した拠点整備基本計画の策定

・あらゆる分野における人づくり
 ⇒ 地域貢献ポイント事業の構築
 ⇒ 英語教育の強化(小学校の英語教科化に向けたALTの増員)
 ⇒ 地域農業担い手の育成(農業体験希望者を受け入れる農家への助成など)