栃木県市町概要
公式サイト
■市花 こぶし
■市木 けやき
■市鳥 からす
市町類型 1−0 27年国調人口 27,047人
財政力指数(26〜28) 0.437 住民基本台帳
(29,3,1)
人口 27,516
職員数(29,4,1) 249人 世帯数 10,614世帯
職員1人当り人口 111人 面積(km2 174.35
■沿革
 本市には、縄文時代の遺跡や古墳時代の横穴墓などが数多く確認されており、古くから人々の生活が営まれていたことが推測されます。
 奈良〜平安時代には、都と地方を結ぶ古代の官道(東山道駅路)が通過し、芳賀郡に関連する役所が置かれるなど、古代下野国の交通の要所であったことがうかがえます。
室町時代には、下野国東部地域を領有した那須氏の分裂に伴い、烏山に城が築かれ、以後、那須氏の8代の本拠として繁栄しました。
 江戸時代、市内の大部分は烏山藩領となりますが、他の大名や旗本の領地、幕府支配地(天領)も複雑に重なり、村の境界や用水権などを巡る争いが頻発しました。
 明治時代に入ると宇都宮県、その後に栃木県に編入され、明治時代中期には6つの町村に分かれていましたが、昭和29年の大合併により南那須町と烏山町の姿に移行し、平成17年10月1日に2町が合併し那須烏山市が誕生しました。
■地勢
 宇都宮の北東約30kmに位置し、東西19km・南北17km・総面積174.35平方kmで、西は高根沢町、南は市貝町、茂木町に、北はさくら市、那珂川町と接し、東は茨城県常陸大宮市との県境となっています。八溝山地の丘陵地にあたり、那珂川が平野部を貫流しており、丘陵を縫うように荒川や江川などの大小河川が貫流しています。
■観光
 那珂川県立自然公園をはじめ、日本の原風景といえる豊かな自然景観や那珂川、荒川、温泉、歴史伝承施設、都市農村交流施設(農業体験施設、農産物直売所等)及び国指定の重要無形民俗文化財である烏山の山あげ行事、国史跡である長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡など、豊富な観光資源を有しています。
■産業
農業:  農業では稲作や畜産が主体でありますが、近年では、首都圏農業の推進により、トマト・いちご・なしなどの園芸や烏大根などの地元ブランド品の生産などが盛んになっています。
工業:  元来より受け継がれる烏山和紙などの伝統的な工業を継承しつつも、高度経済成長や工業化の進展に伴う富士見台工業団地・烏山東工業団地の開発・分譲が進められ、地域産業に占める機械や電気工業等の割合が高まっています。
 近年では、産業の空洞化による出荷額等の低迷がみられるものの、宇都宮テクノポリスセンター地区などに近接する優位性を活かした、産学官の連携による新事業創出の動きや、新たな企業立地の動きも伺えます。
商業:  周辺都市への大型商業施設の立地や、モータリゼーションの進展による生活圏の広域化等により、宇都宮市・さくら市・高根沢町方面への購買の流出が促進され、地元購買・集客力の低下や中心市街地の空洞化が顕著となっています。
■その他特徴のある事項
 1999年、農林水産省によって小木須国見地内の棚田が「日本の棚田百選」として認定されました。
 2014年、JR烏山線に国内初となる蓄電池駆動電車「アキュム」が導入されました。
■施政方針
 本年度は、「市総合計画後期基本計画」総仕上げの年として、更には、ユネスコ無形文化遺産登録を果たした「烏山の山あげ行事」や「JR烏山線」といった地域資源を最大限活用し、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」をより一層、骨太な戦略へと肉付けし、地方創生関連各種施策に取り組むこととしています。
 具体的には「烏山の山あげ行事」がユネスコ無形文化遺産に登録された直後の山あげ祭開催年となることから、外国人を含めた観光客へのおもてなしに配慮し、観光周遊バスの運行など、サービスの向上を図ることとしています。
 また、高根沢町と連携し設立した「JR烏山線沿線まちづくり推進協議会」による事業を推進していきます。この事業では、烏山高校や高根沢高校、民間企業と連携し、地域資源を生かしたツアーやローカルブランド力の向上に向けた商品の開発、JR烏山線利用促進及びプロモーション事業を進め、観光客入込数や休日滞在人口、烏山線乗車人数増加などを図り、地域が一体となったまちづくりを目指していきます。
 一方で、平成28年度から合併最大のメリットであった、「普通交付税合併算定替」が縮減されたことなど、財源の確保が一段と厳しくなっています。このような状況の中、健全な財政運営を図るため、「中長期財政計画」「公共施設等総合管理計画」に基づき、公共施設の再編、将来の更新コスト等を十分に認識したうえで、「選択と集中」の基本的考えのもと、予算規模の適正化を進め、財政健全化と地方創生総合戦略の両立を目指した政策を展開していきます。 
■重要事業
事業名 予算額(千円) 事業の概要
企業誘致事業 136,416 地域産業の振興及び雇用機会の拡大を図る企業に対する支援。
定住促進住まいづくり事業 18,008 新規定住者等に対しての助成し、本市への定住を促進する。
立地適正化計画策定事業 3,780 都市機能の立地、公共交通の充実に関する「コンパクトシティ化」「ネットワーク化」に向けた取り組みの推進。
JR烏山線沿線まちづくり推進事業 5,000 高根沢町、高校や民間企業と連携し、地域資源を生かした事業を展開し、JR烏山線利用促進や交流人口の増加を図る。
防災行政情報通信管理事業 11,566 避難情報や緊急情報をFMラジオ局の電波を利用して情報伝達する緊急告知ラジオの導入。
デマンド交通運行管理事業 42,210 市民ニーズに合った公共交通の確立を図るため、市営バス等の公共交通機関との整合性に配慮したデマンド交通の運行。
子育て世代包括支援センター事業 3,029 国の平成32年度全国展開事業を前倒しで実施し、妊娠中から出産、子育てまで切れ目なく支援する。
那須南病院における病児保育事業 9,164 保護者の勤務や健康状態等により病気の子どもの家庭保育が困難な場合、専門の看護師・保育士が一時的に看護・保育を行う。
グローバル人材育成事業 12,382 市民対象に実施する「なすから英語塾」の外国語指導員を増員し、インバウンドに対応する観光ガイドの養成を強化する。
ユネスコ無形文化遺産保存事業 7,506 「烏山の山あげ行事」のユネスコ無形文化遺産登録にともない、企画展の開催や烏山山あげ保存会や山あげ道具類補修への支援。
■「ふるさとづくり事業」等のまちづくり事業について
 那須烏山市総合計画におけるまちづくりの基本理念である『みんなの知恵と協働による“ひかり輝く”まちづくり』の考え方に沿った、これから目指していくまちづくりを推進するため、「地域振興基金」を有効に活用し、市民の一体感を醸成する各種まちづくり団体の活動に対する積極的な財政支援措置(まちづくり団体支援事業)や人的支援措置を行う。
■地域指定の状況について
・農村地域工業導入地域
・辺地