栃木県市町概要
公式サイト
■市花 こぶし
■市木 けやき
■市鳥 からす
市町類型 1−0 27年国調人口 27,047人
財政力指数(H27〜H29) 0.441 住民基本台帳
(30.4.1)
人口 26,977人
職員数(30.4.1) 251人 世帯数 10,602世帯
職員1人当り人口 107人 面積(km2 174.35
■沿革
 本市には、縄文時代の遺跡や古墳時代の横穴墓などが数多く確認されており、古くから人々の生活が営まれていたことが推測されます。
 奈良〜平安時代には、都と地方を結ぶ古代の官道(東山道駅路)が通過し、芳賀郡に関連する役所が置かれるなど、古代下野国の交通の要所であったことがうかがえます。
 室町時代には、下野国東部地域を領有した那須氏の分裂に伴い、烏山に城が築かれ、以後、那須氏の8代の本拠として繁栄しました。
 江戸時代、市内の大部分は烏山藩領となりますが、他の大名や旗本の領地、幕府支配地(天領)も複雑に重なり、村の境界や用水権などを巡る争いが頻発しました。
 明治時代に入ると宇都宮県、その後に栃木県に編入され、明治時代中期には6つの町村に分かれていましたが、昭和29年の大合併により南那須町と烏山町の姿に移行し、平成17年10月1日に2町が合併し那須烏山市が誕生しました。
■地勢
 宇都宮の北東約30kmに位置し、東西19km・南北17km・総面積174.35平方kmで、西は高根沢町、南は市貝町、茂木町に、北はさくら市、那珂川町と接し、東は茨城県常陸大宮市との県境となっています。八溝山地の丘陵地にあたり、那珂川が平野部を貫流しており、丘陵を縫うように荒川や江川などの大小河川が貫流しています。
■観光
 那珂川県立自然公園をはじめ、日本の原風景といえる豊かな自然景観や那珂川、荒川、温泉、歴史伝承施設、都市農村交流施設(農業体験施設、農産物直売所等)及びユネスコ無形文化遺産に登録された烏山の山あげ行事、国史跡である長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡など、豊富な観光資源を有しています。
■産業
農業:  農業では稲作や畜産が主体でありますが、近年では、首都圏農業の推進により、トマト・いちご・なしなどの園芸や烏大根、中山かぼちゃなどの地元ブランド品の生産などが盛んになっています。
工業:  元来より受け継がれる烏山和紙などの伝統的な工業を継承しつつも、高度経済成長や工業化の進展に伴う富士見台工業団地・烏山東工業団地の開発・分譲が進められ、地域産業に占める機械や電気工業等の割合が高まっています。
 近年では、産業の空洞化による出荷額等の低迷がみられるものの、宇都宮テクノポリスセンター地区などに近接する優位性を活かした、産学官金の連携による新事業創出の動きが伺えます。
商業:  周辺都市への大型商業施設の立地や、モータリゼーションの進展による生活圏の広域化等により、宇都宮市・さくら市・高根沢町方面への購買の流出が促進され、地元購買・集客力の低下や中心市街地の空洞化が顕著となっています。
■その他特徴のある事項
 1999年、農林水産省によって小木須国見地内の棚田が「日本の棚田百選」として認定されました。
 2014年、JR烏山線に国内初となる蓄電池駆動電車「アキュム」が導入されました。
■施政方針
 平成30年度は、「那須烏山市第2次総合計画」スタートの節目の年として、「市民と向き合う全員参加のまちづくりの推進」「厳しい財政状況の立て直し」「広域的な自治体連携の強化」を3つの大きな柱とし、本市が目指すべき将来像に向けて、課題解決のための事業展開を図っていきます。
 また、本市の最重要課題である人口減少対策としては、安心して出産・子育てができる環境整備の充実と市外からの移住などの定住の促進を積極的に図っていきます。
 具体的には、市内の保育園や認定こども園、小規模保育事業所等において、延長保育や一時預かり保育、特別支援保育事業を実施することにより、保護者が安心して子供を預けられる環境整備を推進するとともに、那須南病院等における病児保育事業を実施し、保護者の勤務の都合や病気等により、病気の子供を家庭保育することが困難であるときに、専門の看護師等の看護・保育により保護者の負担軽減を図り、子育て中の全ての保護者が「安心できる子育て」を実感できる体制を引き続き構築していきます。
 また、「烏山の山あげ行事」や「烏山城築城600年」、「JR烏山線」といった地域資源を最大限活用し、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を踏まえた地方創生関連各種施策にも引き続き取り組んでいきます。
 一方で、普通交付税の合併算定替の段階的な縮減や、合併特例債の発行残額が残りわずかになるなど、ますます厳しさを増す財政状況の中、「選択と集中」の基本的な考え方のもと「中長期財政計画」「公共施設等総合管理計画」に基づきながら「財政健全化への取り組み」と「地方創生総合戦略の確実な成果」に向け各種政策を展開していきます。
■重要事業
事業名 予算額(千円) 事業の概要
保育所等施設整備支援事業 212,094 私立保育園の老朽化に伴う新園舎整備に対し支援を行い、待機児童解消と市内保育環境の充実を図る。
妊産婦健康診査・産後支援事業(産後2週間健診・産後ケア事業) 14,203 従来の健診に加え、新たに産後2週間健診及び出産後早期から心身の状態を確認する産後ケア事業を実施し、安心して子育てが行える環境の充実を図る。
放課後児童クラブ施設整備事業 21,682 烏山第1、第2、第3放課後児童クラブの運営施設について、こども館から烏山小学校南舎へ移転し、放課後児童クラブ運営環境の充実を図る。
JR烏山線沿線まちづくり推進事業 4,000 高根沢町、高校や民間企業と連携し、地域資源を生かした事業を展開し、JR烏山線利用促進プロモーション事業の推進や交流人口の増加を図る。
ジオパーク構想推進事業 9,907 平成30年度に築城600年を迎える関東有数の山城「烏山城跡」を重要なジオサイトと位置づけ「烏山城築城600年記念事業」を実施するとともに、文化財保護と交流人口増加の観点からジオパーク構想の推進を図る。
定住促進住まいづくり事業 19,009 新規定住者等に対して助成し、本市への定住を促進する。
地域おこし協力隊事業 18,248 地域外の人材を積極的に招致し、市外からの視点を活かした情報発信や新たな起業の創出を図るため、協力隊員を2名増員し、地域活性化を推進する。
観光振興事業 6,344 平成30年度に本番を迎えるディスティネーションキャンペーンのPR強化やまちなか観光ルートの拡充、まちなか観光案内サイトの機能強化等、さらに観光PRを強化し、観光の振興を図る。
公共施設等マネジメント推進事業費 5,238 公共施設等マネジメントシステムの活用による施設カルテの整備、施設の利用率、運用状況等の把握をするとともに、公共施設の集約化、複合化、統廃合を図る。
■「ふるさとづくり事業」等のまちづくり事業について
 第2次総合計画におけるまちづくりの基本理念である『みんなの知恵と協働による“ひかり輝く”まちづくり』の考え方に沿った、これから目指していくまちづくりを推進するため、「地域振興基金」を有効に活用し、市民の一体感を醸成する各種まちづくり団体の活動に対する積極的な財政支援措置(まちづくり団体支援事業)や人的支援措置を行う。
■地域指定の状況について
・農村地域工業導入地域
・辺地